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活動報告

2010年01月20日危険な火遊び?

民主党はいったいどうしてしまったのでしょうか?

この党に日本のかじ取りを任せて本当に大丈夫なのでしょうか?

小沢一郎幹事長の言うとおり、国民はすべて判って政権を与えたのだから、黙って従えば良いのでしょうか?

少なくとも、あれだけ弁舌爽やかに明るい未来を説いていた民主党の国会議員に、往時の笑顔と鋭い舌鋒と自ら正しいと信じる主張は聞こえてきません。小沢幹事長が白といえば白、黒といえば黒なのでしょうか?

 

ここ数日の報道には驚かされることばかりです。

 

◆1月18日 時事通信

民主党は18日、小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入をめぐる政治資金規正法違反容疑事件に絡み、「捜査情報漏えい問題対策チーム」を設置した。同党は東京地検が報道機関に捜査情報をリークした疑いがあるとみており、元検事の小川敏夫広報委員長を中心に、報道の在り方を検証する。報道の情報源についても調査するとしており、検察の捜査や同党に批判的なマスコミをけん制する狙いがあるものとみられる。

 

◆1月19日 毎日新聞

 陸山会の土地購入を巡る事件について、原口一博総務相は19日の閣議後会見で、メディアの報道表現について「(一般論として)『関係者(によると)』という報道は、検察、被疑者どちらの関係者か分からない」と指摘。「少なくともそこを明確にしなければ、電波という公共のものを使ってやるにしては不適だ」との見解を示した。

 

・・・政権政党が、自らに都合の悪い報道や捜査に対しこれほど露骨に圧力をかけるなど、民主主義国家にはあってはならないことです。

また、原口総務大臣にいたっては放送局などに監督権限のある大臣であり、その発言はあまりに不適切と言わざるを得ません。

 

検察の捜査に対しても、驚くような発言が数多く聞かれました。

 

◆1月19日 共同通信

中井洽国家公安委員長は19日の閣議後記者会見で、東京地検特捜部が衆院議員石川知裕容疑者ら民主党の小沢一郎幹事長の側近3人を逮捕したことに絡み「(逮捕は)特捜部の権限としてあるが、特捜部も説明責任がある」と述べた。地検が強制捜査の理由を十分開示していないと指摘した形で、現職の国家公安委員長の発言としては異例だ。

 

・・・国家公安委員会とは、警察の民主的運営と政治的中立性を確保することを目的とした組織であり、「国の公安に係る警察運営を司どり、(中略)警察行政に関する調整を行うことにより、個人の権利と自由を保護し、公共の安全と秩序を維持することを任務とする」と警察法5条1項に規定されております。その委員長が警察の政治的中立性を弁えない発言をするとは驚きです。

鳩山総理大臣が、小沢幹事長に「戦ってください」と発言したとの報道もありました。両者とも行政のトップとして、自らのもとで検察が悪と戦っているとの自覚はなかったのでしょうか?

 

もちろん、報道のすべてを肯定している訳ではありません。我が党にも、存在しているかどうかさえ不明な「ある関係者」という匿名性をもって批判にさらされた歴史もあり、名誉棄損等で敗訴するマスコミも後を絶たないのも事実です。

もし、民主党が、これを機会に、今後あらゆる報道被害を根絶するための制度を与野党、マスコミを含めて考えていこうというなら歓迎です。

が、今回の場合は、明らかに都合の悪い報道や捜査に対して、自らの権力に思いを致すことなく、行動が及ぼす影響を慮ることなく不用意な発言を行っている・・・。たとえるなら、子どもが危険さを知らずに火遊びでもしているような危うさを覚えます。

民主党には、政権政党である自覚と矜持を持って発言、行動することを強く望みます。

 

最後に、我が公明党は「マニフェスト2009」において、「会計責任者が不正行為をした場合、監督責任のある議員の公民権を停止する」との政治資金規正法改正案を提案しています。これには、当時野党党首であった鳩山首相も賛意を示していたわけですから、民主党はぜひとも法案成立に協力していただきたいものです。

二度と「秘書がやった、私は知らない」などと言わせないために・・・。