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活動報告

2010年04月07日山口代表街頭遊説

 いよいよ夏の参院議員選挙まであと3カ月余りとなりました。公明党は、きょうから全国遊説を開始します。


 このたびの参院選は、昨年の政権交代後初めて行われる国政選挙です。日本の閉塞状況を打ち破るのはどの政党か。そして、それを担っていくのはどういう政治家か。それが問われる、日本の針路を決める大事な選挙です。

 

 公明党は、埼玉、東京、大阪の3選挙区と、比例区では全国で8人を擁立し、合わせて改選11議席以上を何としても確保していく決意です。

 

 どうか皆さまの絶大なるご支援を公明党へ賜りますよう心からお願い申し上げます。

 

参院選の意義
政権交代でも果たされなかった「古い政治」との決別を

 昨年夏、国民の皆さまは大きな期待を持って、政権交代という選択をされました。そして鳩山政権が支持率8割近い水準でスタートしました。しかし、半年余りを過ぎてどうでしょうか。国民は今、「政権交代しても政治はさっぱり変わらない」との失望に明け暮れているというのが正直なところではないでしょうか。

 

 私は3月31日、党首討論に挑みましたが、その際、この内閣の姿を見て、「もはや学級崩壊状態である」と言われたり、「幼稚園内閣」という表現もあることから、「こういう状態をもたらしたのは、鳩山首相がきっぱりとしたリーダーシップを示すことができないからだ」と厳しく指摘しました。

 

 そして、その具体例として、第1に誰も責任を取らない「政治とカネ」の問題。迷走に迷走を重ね、先行きがさっぱり見えない普天間基地の移設問題。「利益誘導政治」を復活させるような個所付けの問題。内閣の中がバラバラで、うわべだけをつくろった郵政改革問題。そして、まるで危機管理意識が欠けている国家公安委員長の安易な行動。さらに、度重なる閣僚の国会審議の遅刻。中には2回も遅刻した大臣がいるから、あきれるばかりです。「もはや鳩山内閣は機能不全に陥っている」と言わざるを得ません。こうした状況を私は「もはや鳩山政権は『失望内閣』だ。こんな体たらくでどうするんだ」と、一喝したのです。

 

 鳩山首相は返す言葉もありませんでした。「反省しています」という抽象的な言葉だけでした。私は、「反省するなら、具体的にどうするのか。その姿を示したらどうですか」と言わざるを得ませんでした。

 

 こうした体たらくをもたらしているのは、この民主党の政権が「政治とカネ」「利益誘導政治」の「古い体質」を脱却することができないからです。古い体質を引きずっているから、「政治とカネ」の問題も出てくるのです。トップがほおかむりをして責任を取ろうとしないから、幹事長も、数多くの議員も何もやろうとしないという、あさましい状況をさらけ出しているのです。

 

 こうした「古い体質」は民主党だけではありません。野党第1党の自民党も国会審議を拒否したり、いまだに党の中はバラバラの主導権争いで、最近は党を飛び出しての分裂騒ぎです。これでは、いずれの政党も、二大政党ともてはやされたけれども、これからの日本の未来を任せるわけにはいきません。

 

 今回の選挙は、この「古い政治」ときっぱりと別れるという決着をつける選挙です。参議院は「良識の府」です。それにふさわしい、高い志を持ち、人格高潔な政治家を選ばねばいけません。まさに、それに最もふさわしい人が、公明党の予定候補者であります。

 

参院選で公明党がめざすもの
民主でも自民でもない「第三の勢力」伸ばし、国民本位の政治に

 国民の皆さまは、「古い政治」にさようならをし、「新しい政治」を迎えることを求めています。「新しい政治」を国民の皆さまが求めているからこそ、まさに公明党の出番なのです。

 

 二大政党に飽き足らないという民意は、ますます膨らんでいく一方です。民主党でもない、自民党でもない「非民主・非自民」の、国民目線に立った第三の政治勢力としての公明党が、ますます存在感を発揮していかなければならないと思っています。

 

 公明党は「チーム3000」という地方議員から国会議員まで3000人を超える全国ネットワークを持っている貴重な政党です。また、政党に所属する議員の数では、公明党が第1党です。そして、その3割は女性の議員です。

 

 これからの日本社会の変化を考えた時に、少子化、高齢化、人口減少など、これらの問題を乗り越えていくパワーと責任感を持った存在、チーム力を持っている政党、それは公明党しかないと、私は訴えたいのです。

 

 公明党は地に足を着け、皆さまのお声をこの胸で、耳で、五体でつかみ取って、それを国政の場に押し上げ、都道府県政、市町村政、そのタテ、ヨコ、重層的に、横断的にしっかりと政策を実現していきます。

 

鳩山失望政権“7つの失政”
マニフェストのウソ、誰も責任を取らない「政治とカネ」

 このたびの参院選では、「古い政治」を脱却するため、民主党が進めてきた政策と、その政治姿勢に厳しく審判を下さなければなりません。そこで私は、民主党の政権には「7つの失政」があると申し上げたい。

 

 その第1が「政治とカネ」の問題です。党首でもある首相も、そして第1党の幹事長も、そしてあまたの衆院議員も、問題を起こしても誰一人、責任を取ろうとしない。そういう姿勢だから、もはや国民の信頼は地に落ちているではないですか。

 

 公明党は、「政治とカネ」の問題を正すため、さまざまな提案をしましたが、一向に積極的に解決しようとしないのが民主党ではないですか。

 

 私は31日の党首討論で鳩山首相に迫りました。「あなたの秘書は、裁判で判決を待つばかりです。一番事実をよく知るこの人を国会の証人喚問、参考人招致に応じるよう、あなた自らが説得してはどうですか」と。しかし首相は、「国会に決めていただくことですから」と呑気な人任せなことを言っているのです。

 

 それ以前の首相は3月3日の参院予算委員会で「裁判が終わったら裁判所に提出した書類を返してもらい、それを国民の皆さんにお示しをして、正確にお金がどこに使われたかを報告させていただきます」と言っていたのです。だから私は「その通りにやりなさい」と党首討論で迫りましたが、「いずれ弁護士と相談しながら……」など、ああでもないこうでもないと言い訳に終始し、首相はしどろもどろになってしまった。こんな無責任だから、政治とカネの問題の解決が何一つ進んでいかないのです。

 

 失政の第2は、昨年のマニフェストで掲げたことは今や大ウソだった、財源の話もでたらめであったということが、はっきりしたことです。昨年の衆院選の際、民主党は何と言っていましたか。「一般会計、特別会計合わせて207兆円を切り刻んでいけば20兆円は生み出せる」と言っていたではありませんか。

 

 鳴り物入りでスタートした事業仕分けは、「3兆円を削る」と言ってスタートしましたが、たったの7000億円しか削れませんでした。そして今年の予算は税収が37兆円しかないのに、国債は過去最高の44兆円という莫大な借金をしてしまった。
 

 

 これから事業仕分け第2弾をするとしていますが、到底期待できるはずがありません。高速道路の料金無料化を叫んだものの、それを実施に移すのは、全路線のわずか2割に過ぎない。ガソリンの暫定税率を廃止すると言ったが、税率はそのまま維持している。こんな大ウソをついて、国民との約束を守れない政権に、これからの未来を託すわけにはいかないではありませんか。

 

 失政の第3は、普天間基地の問題。第4は、天下りの横行。鳩山政権は「天下りの全面的禁止」と口では言いますが、日本郵政の社長に官僚出身者を据え、副社長にも官僚出身者を2人起用しました。第5に、あの中小企業イジメの郵政の問題、第6に一歩も進まない年金改革、そして第7に、進まないどころか一歩も二歩も後退してしまった公務員制度改革。

 

 こうした課題を7つ挙げましたが、さらにまだまだ、たくさんあります。この一つ一つをつぶさに見た時、結論として言えることは、「もはや民主党、そして今の連立政権には、政権を担当する能力がないことがはっきりした」ということです。断固として、この夏の参院選で、この失望内閣に退場を言い渡そうではありませんか。

 

公明党の重点政策 
清潔政治、貧困・経済格差是正、地域主権、雇用つくる新成長戦略

 公明党は参院選でどんな政策を掲げるか。重点政策を今後、示しますが、当面、急ぐべき政策課題は「清潔な政治」の実現、貧困・経済格差問題、地域主権の確立、雇用をつくる経済成長戦略――の4つです。

 

 まず「政治とカネ」の問題では、公明党だけが具体的に改正案を提案しました。「企業・団体献金の全面禁止」と、議員の監督責任を強化する「政治資金規正法の改正」です。「秘書がやった」と他人のせいにして議員は責任を取らないことは許しません。

 

 次に、貧困や格差の問題の克服です。年金をさらに力強く、医療をもっと不安のないように、介護をさらに充実させます。子育て支援も、お任せください。さらに、第2のセーフティーネット(安全網)という受け皿が必要です。失業した時、次の仕事を探すまでの間、収入がなければ、職探しは満足にできません。公明党が提案して実現した、職業訓練と生活支援給付を同時に受けられるという仕組みは現在、期間限定で実施されていますが、予算を用意して恒久的な制度にします。

 

 そして、今の日本の社会は、中央集権に偏り過ぎているため、地方分権を推進して、地域主権を確立し、国家公務員の大幅削減と給与カットに取り組むとともに、率先垂範して国会議員の歳費も削ります。税金や財源や権限を地方自治体へ移譲し、国の出先機関は思い切ってまとめます。そして、いずれは、「地域主権型道州制」という新たな日本の「国のかたち」を推進したいと思います。

 

 そして最後に、雇用を守り、雇用をつくり出す新たな成長戦略です。財政再建を行い、社会保障をしっかり確立するには、経済成長がなければなりません。

 

 国民の望む国民本位の政治を作り上げ、「古い政治」に決別して政策を実行する。今こそ、ネットワークの力と、若い力を持つ公明党が政治の本舞台に躍り出る時です。この夏の参院選の勝利へ、全力で頑張ります。どうか皆さまのお力で、公明党を勝たせてください!