活動ブログ
2011年1月4日
議会活動報告5
議会活動報告を掲載いたします。
これにつきましては、動画サイトでもお話させていただいておりますので、そちらもご覧ください。
◆災害弱者支援
災害が起こった時、自分の力で安全な場所に避難することが困難な方を「災害時要援護者」と呼びます。高齢者世帯、障がいを持った方などそれぞれの事情により地域の中に数多く存在し、今後も増加することが予想されます。
こうした皆さんを、災害から守るため、県では「災害時住民支え合いマップ」の作成を進めています。これは、各地域においてマップを作り、そこに「災害時要援護者」を記載することにより、平常から支援の体制を各地域ごとに検討してもらうものです。
議会質問において、この「災害時住民支え合いマップ」の更なる推進を図るとともに、このマップは作ることが目的ではなく、実効あるものとして急場に役立たせることが重要と指摘し、県の防災訓練などにおいて積極的に実施することになりました。
◆帰宅困難者支援
また、「災害時帰宅困難者」の問題についても取り上げました。
災害が起こった時、家族が全員家にいるとは限りません。会社、学校、買い物、あるいは観光など、離れた場所から徒歩で帰宅しなければならないことが想定されます。
そうした時に、「災害時帰宅困難者」に対する支援が必要となります。県ではスーパーやコンビニなどと協定を結び、対応することとしています。協定内容は休憩、給水、トイレ、更に交通情報や近隣の避難所の情報提供などです。これらの推進を図るとともに、各店舗にこうした支援を行うことを知らせるためのステッカーを貼付することを提案。早速、実施されることになりました。
皆さん、コンビニの入り口付近にこうしたステッカーが貼られていますので、確認してみてください。