活動ブログ
2015年11月8日
子どもを守る条例制定に向けて
今日は、「子供を性被害から守るためには」とのテーマで行われた県政タウンミーティングに出席してきました。
ファシリテーターは、長野市議会の大先輩で大変にお世話になった山田千代子長野県NPOセンター代表理事に努めていただきました。
9月議会でも主要な論議となりました、「子供を性被害から守るための条例のモデル」や、これまで、そしてこれからの県民運動の進め方などについて多様な意見が出され、県議会の所管の委員長として大変参考になりました。
県民運動を大きく評価する一方で、インターネットなどの普及により、保護者の知らないところで自体がエスカレートする場面もあり、これからは県民運動と条例を車の両輪として子供たちを守ることが必要だと思います。
当然、反対や懸念の声も出されましたが、逆に罰則を強化すべきだとの意見もありました。
概して、これまで県民運動をはじめ地域役員等子供たちの育ちに関わってきた方々からは、むしろ条例が必要との意見が多かったと思います。やはり現場感覚として、頑張ってこられたからこそ、時代の変化と言うものも敏感に感じておられるのだろうと拝察いたしました。
長野県は、全国で唯一子供を性被害から守る条例のない県でありましたが、しっかりと議論を積み重ねて、47番目ではない、子供を守れる実効性のある条例を作っていきたいと思っています。